私は自分の人生を変えたいと思い、毎日習慣化していることがある。私の毎朝のルーティンは手帳を開いて、今月今週今日の予定をチェックし、本日のTo doリストを確認することから始まる。毎朝必ずやっている。でもそれ以上に大切にしていることがある。それが夢リストだ。
あなたがどのような形で人生を変えようと考えておられるかはわからないが、To doリストをはじめすべての作業は、自分自身の人生をより豊かにするためのものであるはずだ。自分らしく自分のやりたいことをやるために人生を変えるわけだから、まずはあなたのゴールである「夢」がなければ何の意味もない。
これからも会社員として生きていくなら夢リストは邪魔
会社員に夢リストは不要。あれば邪魔になる。
夢リストは、なりたい自分、欲しいもの、やりたいこと、行きたい所などをランダムに思いつくままに書いていく。もしあなたが夢リストを書いて思い通りに生きたいと考え始めたら、会社人間であるあなたは自分の本当の思いと現実の狭間できっと苦しい思いをすることだろう。だからこれからもずっと会社員として生きていくのなら「夢リスト」は不要。会社から与えられた仕事の目標とTo doリストだけで良い。
何のために頑張っているのかがわからなくなった時、人は減速していく
私は仕事と人生は直結していると思う。だから正直言って、会社員のままで人生を変えることは難しいだろう。なんらかの職でフリーランスになる道を選択することが人生を変える上での重要事項となる。
会社という組織に属さないというのは自由で良さそうですが、フリーランスは全てが自分発でしか回らないので前進するモチベーションが必要となってくる。これが結構大事なのだ。
フリーランスになったら自分の力で食っていかなくてはならない。しかし、成果はすぐに出ない。仕事の成果だけを見ていたら目の前の結果にうんざりして失望するかもしれない。こんなはずではなかった、とあなたは後悔するかもしれない。だからこそ支えになる夢リストが必要なのだ。
私は自分の夢リストでどれだけ救われたことか。夢リストはまさに自分自身。自己実現の源。だからこそ大切だし、自分自身を裏切ることはできない。落ち込んだ時も夢リストを見返すことで、また力を得て前進していけるのだ。
正直に心のままに、躊躇せず書いてみる
書くことは特別なものでなくても良い。欲しいものだったら安いものでも何でもいい。例えば新しいトースターとか、新しい手帳とかでも構わない。行きたいところがあればまとめて「海外」とかではなく、ハワイ、ローマ、バルセロナとか一つずつ細かく書いてみよう。書くことが増えていくとワクワクしてくる。ハワイも「一ヶ月ハワイに滞在したい」と書いてみると、また違ったワクワクを味わうことができる。
書く以上は一気に躊躇なく今の自分の経済状況とか仕事の状況なんか関係なく、こんなこと無理とか思わず、自分の心の中にあるものを洗いざらい出し切る。頭の中で「自分はどうしたいのだろう」とあれこれ考えを巡らすより、はるかに早く自分の心の中を知ることができる。
まとめ
私は最初自分が将来どうしていきたいのか、ぼんやりしてよくわからなかった。そんな時まず自分の思いを確認する上で夢リストを書いてみた。思いついた時に書き足していった。ひたすら書き続けた。
そうすると自分が求めていものの傾向がわかってくるのだ。「自分はこんなことを求めていたんだ」と自分のことながら新たに気づくことばかりだった。
そして何より驚くのは、数年後に見返してみると実現していることの多さにびっくりするのだ。書くことは意識すること、思考すること。「思考は現実化する」って本当だと思った。
皆さんもやってみてほしい。思ったことが実現する、思ったことしか実現しない、書いたら実現する確率が高まることを経験してほしい。