継続することは始めることより難しい。継続するための3つの方法

世の中の成功者は決めたことを継続してきた人だ。途中で諦めて成功した人はいない。どの世界にも成功者が少ないのは、継続できる人が少ないからだ。継続することは始めることより難しい。継続するための大切なことは何か。

目次

チェック1 燃えるような願望でスタートしているか

何事も始めるときは気持ちもたかぶって勢いがある。ところが時間が経つにつれ、勢いに翳りが出てきて、やがて失速する人が多い。何をやっても毎度同じパターンの人もいる。なぜ継続できないのだろう。継続するには何が必要なのだろうか。

私がいつも継続できないことにジム通いがある。3箇所のジムに会員登録したことがあるが、どれも続かなかった。最初は「よしやるぞ!」とジムに行くのだが、次第に言い訳を言い出す。今日は体調がイマイチだとか、仕事で忙しいからとか、とにかく行けない理由を並び立てて正当化が始まる。そして行かなくなる。退会する。その連続だった。

こういう私が続いているのはビジネスだけだ。この二つの違いは何かというと「燃えるような願望」からスタートしているかどうかだ。ジム通いは健康のため、または少し出てきたお腹を引っ込めたいという、それなりの目標はあるのだが、絶対にそうなるという熱い願望はなかった。ゴールのビジョンが明確でなく、ワクワクしてなかった。ビジネスはどうかというと、始める前から「こんな人生にしたい。成功してあんなことやってみたい。絶対成功する。実現しなかったら俺の人生はない」くらいの燃えるように熱い願望があった。普通の願望を燃えるような願望に昇華されることにとても時間をかけた。だからどんなに苦しい時も、成果がイマイチ見えない時も、ひたすら前進することができた。決してテクニックではなく、本当に自分の中で願っているものは何なのか、ゴールを達成したときの映像がフルカラーで見えているのかという、とてもシンプルなところに秘訣がある。

チェック2 日々の願望をチェックする習慣をつけているか

願望も日々忙しい中ではつい忘れがちりになる。「わかってるんだけど」と言いつつ、他のことに意識が行っている。自分の意識の中心にはない、端っこの端っこにあったりなかったりの状態だ。意識にないことを真剣に考えることは難しい。いや、無理だ。思考は現実化するという理屈から言えば、真剣に考えないから実現することはない。とにかく自分の意識の真ん中に置くしかないのだ。

私は毎朝自分の「燃えるような願望」を確認することから始めている。机の上に飾っている「理想の人生の写真」をまず眺めることで、自分の中の願望に火をつけるようにしている。「こんなライフスタイルが実現したら最高だ!」と、胸のあたりがいつも熱くなってくる。燃えるような願望が着火し炎が上がってくるのがわかる。そうなると、1日のやるべきことが全て、その理想に向かっているんだと思えるようになり「今日も理想に向かってやるぞー!」と気合いが入ってくる。これが私の1日のスタートだ。毎朝確認し火をつける習慣が、継続する自分を作っている。

チェック3 毎日前進しているか、1ミリでもいいから

1日にできることは限られている。仕事や家のことなどやるべきことも多く忙しい。だから気持ちはあっても、毎日毎日大きく前進することはできないはずだ。今日はこれをしようと意気込んでも、結局は思うようにはかどらないこともある。そういうとき大切なことは、1ミリでもいいから前進できることをすることだ。たった10分本を読むのでもいい。願望を書いたノートを見る。計画を立て直す。何もしなかった自分より、例え1ミリでも前進できることができた自分を認めてみよう。誰に認められなくても、自分が「今日もよくやった。忙しい中でもちゃんとやれた」と認められるようになると自尊心、セルフイメージが上がっていく。自分で自分を大事にできるようになると、エネルギーも高まりいいオーラが出る。それが相手に伝わる。いいオーラを放つ人の周りには人が集まる。結果ビジネスもうまく行くようになる。

まとめ

継続とはいかに自分と向き合い、自分を誘導するかではないかと思う。そのための一番のチェックポイントは「燃えるような願望」だと思う。イチローも大谷翔平も若い頃からの願望があれだけの人材を作り偉業を作ったのだ。燃えるような願望があれば、継続は心配ない。

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